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【後編】あなたには分かる？超こだわりの西条市文化会館の音！

LOVE SAIJO 編集部 2022年9月13日

総合文化会館の響きについてプロの意見を伺うべく、LOVE SAIJOファンクラブ会員のピアニスト・渡辺美月さんにインタビューさせていただけることになりました！

４．ピアニストが聴いても「響きが良い」

渡辺美月さんは、西条市出身。3歳からピアノをはじめ、東京音楽大学の修士課程を修了後、2021年9月より音楽の都ウィーンにある市立ウィーン音楽芸術大学へ留学し、研鑽をつまれています。国内外の音楽コンクール、音楽祭でも活躍されているピアニストさんです！

2022年7月西条で開催されたピアノリサイタルの直後にインタビューのお時間をいただきました。

もともと、渡辺さんのピアノリサイタルを聴きに行く予定だった編集担当。まさかのご本人様インタビューにテンション高めで総合文化会館へ向かいます。
ヤッホーレベルからお分かりいただける通り、音の違いが分かるなんて口が裂けても言えない素人の編集担当ですが、やっぱり生は違いました！耳で聴くだけではなくて、音を浴びる。音が押し寄せてくる感じがすごい！！

今回のリサイタルは小ホールで開催ですが、渡辺さんは大ホールでの演奏経験もあるとのこと。
そんな渡辺さんにズバリ質問してみました！

気さくにインタビューに応じてくれるピアニスト・渡辺美月さん

編集担当：総合文化会館の音の響きについて取材しているんですが、本当に響きはいいんでしょうか？

渡辺美月さん：いいですよ！大ホールはもちろん良いですし、小ホールも小さいのによく響きます。
次次次次次次：今日も自分の音をよく聴きながら演奏できました。

皆さん！世界中のホールで弾いたことのあるピアニストさんにもお墨付きをいただきました！これで声を大にして言えます！

総合文化会館は、音の響きが良いホールです！！

渡辺さんによると、響きが悪い場所で演奏する時は、ピアノのペダルを使って響きを調整しなければならないのですが、響きの良いホールは、ペダルの調整が必要ないので、自身の音色の表現に集中できるとのこと。
響きの良いホールは、聴く人にとっても、演奏する人にとっても良いホールだったんですね～

さらに、渡辺さんに教えていただいたのは、総合文化会館のピアノも良いということ！
調べたところ、総合文化会館には、世界的にも著名なピアノメーカーの内2種類が揃っており、地方の公共ホールではかなり珍しいことなんだとか！
こんなところにも総合文化会館の音へのこだわりがあったんですね～

渡辺さん！貴重なお話ありがとうございました！！

渡辺さんは、8月に再びウィーンの大学に戻り、さらにピアノの研鑽をつまれます。
ウィーンでは街のいたるところでコンサートが開催されており、週3回くらいのペースで世界中から集まる音楽家の演奏を聴くことができるのだとか。たくさんの音楽に触れ、さらにパワーアップしたリサイタルを西条で開催してくれるのを楽しみにしています！！

一緒に記念写真も撮らせていただきました！ありがとうございます！！

5.　みんなに使ってもらいたい施設

今回紹介したように、たくさんこだわって作られている総合文化会館。
これらすべては多くの人に、色々な使い方で使ってほしいからです。
今回紹介した以外にも、車いすでもホールへ入りやすいように、入口から段差なく入れる車いす席。小さいお子さんを連れた人も安心して観られるように親子室もあります。
市民の皆さんに気軽に使ってほしいという思いから、さいじょうクラシックフレッシュコンサート、コーラスフェスティバル、リレーコンサートなど、たくさんの市民参加型イベントも開催されています。

そして、そんな総合文化会館を支えてくれているのがスタッフの皆さん。館長さんをはじめ、私たちが普段接する公演のチケット予約を担当してくれているスタッフさんはもちろん、ホールをそれぞれの公演に合わせて変更するスタッフさん、ピアノをはじめ舞台上の道具類を担当する舞台スタッフさん、照明さん、音響さんなど、たくさんのプロの皆さんが支えてくれています。

演奏する側で行く人も、聴く側で行く人も、次回、総合文化会館に行ったときは、数々のこだわりポイントや見えないところでも支えてくれているスタッフさんを思い出してくださいね！

ちょっと生の音を聴いてみたいと思ってしまったあなた！
総合文化会館の入口すぐ横には、県内で開催予定の色々なイベントの情報をお知らせしています。
「広報さいじょう」や総合文化会館のFacebook(https://www.facebook.com/saijobunka/)でも公演情報をGETできるのでチェックしてみてください。