西条高校 商業科×小麦の奴隷 西条店
コラボパン「すぱーーーん!!!」を考案!
愛媛県立西条高等学校 2024年8月26日
西条高校 商業科は、学校での座学と企業での実習を組み合わせた実践的な職業教育「デュアルシステム」を実施しています。
マルチサイエンスⅠの授業のなかで4つの班に分かれ、それぞれの班が課題解決に向けて3か月間活動しました。
今回は、「小麦の奴隷 西条店」さんとコラボした班の活動を紹介します!
1.私たちの課題
今回コラボした小麦の奴隷さんは、「地方活性型エンタメパン屋」であり、看板メニューであるカレーパンは、「一般社団法人日本カレーパン協会」主催のカレーパングランプリで金賞を受賞しています。
私たちは、小麦の奴隷 西条店さんから「若者に響くパンを開発して欲しい」という依頼を受け、商品開発からマーケティングまで一貫した販売を活動していきました。
2.パンの考案
「西条市の特産品を使ってほしい」と言われていたため、西条市で有名な「いもたき」をイメージした里芋のパンを作ることにしました。
里芋だけでは味気ないと思い、ベーコン・チーズ・ブラックペッパーも使い、“ジャーマンポテト風”にしました。
商品名は、「個性的な名前にしてほしい」と言われていました。
しっくりくる商品名がなかなか思い浮かびませんでしたが、考案した生徒が野球部とソフトボール部ということもあり、ボールを打つ音や捕る音を連想し、一発で決める縁起の良い音「すぱーーーん!!!」に決定しました!
3.試食
どのようなパンにするかが決まったら試食をしてよりおいしいパンに改良しなければいけません。
1回目の試食では、パンの生地と中の具の食感が似ている、味が薄いという結果が得られました。
そのため、パンを揚げてもらい外と内の食感に違いを出し、ブラックペッパーを多くしてもらいました。
里芋の量やチーズの量、ブラックペッパーの量、生地のグラム数などを少しずつ変えて何度も試食をしました。
里芋をつぶす粗さについても検討しました。
先生方にも試食していただき、ベーコンを厚くしたほうが良いという意見をいただきました。
袋についても検討をしました。
耐油袋でないと、油が袋にしみて見た目が悪くなる、L字袋では食べるときに商品が袋から落ちそうになり食べにくいという結果が得られました。
計5回の試食の結果、パンを揚げる、里芋を粗くつぶす、ベーコンを厚くするなどたくさん改良する点がありました。
その結果、みんなが納得するおいしいパンを開発することができました!
4.販売実習
実際に店舗で3回販売実習を行いました。
3回目の販売実習は、「小麦の奴隷」発案者のホリエモンこと堀江貴文さんが1日店長として西条店を訪れたときに行いました。
堀江さんに「すぱーーーん!!!」を紹介・試食してもらい、「おいしい!」というコメントをいただき、うれしかったです!
5.すぱーーーん!!!について
私たちが考案した「すぱーーーん!!!」は、「小麦の奴隷 西条店」でしか食べることのできないオリジナル商品です!
里芋がたっぷり使われており、1個食べるだけでかなり満足感を得ることができます。
ベーコンはマルノー物産さんの「ひうちべっぴんポーク」を使用しており、厚くしているため存在感があります。
パンの表面には砕いたクルトンがついており、サクサクです。
愛媛パングランプリで「優秀賞」を受賞した、イチオシの商品となっております!
多くのお客様に買っていただくことはもちろん、リピーターも多く、看板メニューのカレーパンや、ひうちべっぴんパニーニと並ぶ人気商品です!
皆さんもぜひ西条店で「すぱーーーん!!!」を買ってみてください!
出典:LOVE SAIJO若者サポートデスク Instagram
■ 愛媛県立西条高等学校ホームページ
・ついに「すぱーーーん!!!」が販売されました☆
(https://saijo-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/72/110/2837#frame-110)
・堀江貴文様「すぱーーーん」を食す
(https://saijo-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/10/180/3765#frame-180)
■小麦の奴隷 西条店 Instagram
https://www.instagram.com/dorei_saijo/