松浦毅氏(西条高校61回卒)の野球日本代表ユニフォーム贈呈式
愛媛県立西条高等学校 2024年12月27日
皆さんは西条高校第61回卒業生の松浦 毅(まつうら たけし)氏をご存知でしょうか。
昭和34(1959)年の夏、西条高校が第41回全国高等学校野球選手権大会で優勝した時、2年生で4番、センターで出場していたのが松浦毅氏です。
12月20日(金)、今年8月にご逝去された松浦 毅 氏の甥にあたる松浦 豪(まつうら つよし)様から、松浦毅氏が日本鉱業日立時代に野球日本代表チームに選出された時のユニフォームを寄贈していただきました。ありがとうございました。
松浦毅氏は本校卒業後、法政大学に進学され、主将として1番でセンターを守り、六大学リーグ優勝2回、全日本大学選手権大会優勝を達成しました。また、日米野球日本代表メンバーに選出されたり、大学ベストナインを2度受賞されたりするなど日本大学野球界を代表する選手として輝かしい実績を残されました。
大学卒業後は社会人野球の日本鉱業日立チームに進まれ、3番センターとしてプレーしました。全国選抜社会人大会優勝や、第7回アジア大会での全勝優勝(その際、松浦氏は3番センター、4番キャッチャーは田淵幸一氏)がありました。さらに、日本代表メンバー(現:侍JAPAN)に選出され、背番号17を背負ってご活躍されました。
松浦氏は、高校、大学、社会人のすべての全国大会で優勝を果たし、「アマチュア野球三冠王」とも称される貴重なタイトルホルダーとして、その名を野球史に刻んでいます。
生徒を代表して、野球部の宇佐美球児さんから「このユニフォームは、私たち現役生の大きな励みになります。甲子園を目指すための努力と挑戦の原動力とします。偉大な先輩の精神を見習い、日々全力を尽くしていきます。」と力強い感謝のことばがありました。
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