西条市を想う人たちと、故郷を繋ぐ担い手に
2022年2月14日
※取材の際には感染対策を講じ、マスクは外して撮影している場面があります。
【自分らしく、信念を持って働きたい】
岡山県出身の庵谷さん。
大学を卒業後、岡山県の医療法人で、事務系の管理職として働いていた。
仲間にも恵まれ、とても居心地の良い職場であったが
大規模な組織であったため、自分の意見が通りにくいと感じることもあったそう。
そんな時に、大学の同級生であった東陽製菓の野島社長に
「一緒に会社を支えて欲しい」と、誘いを受けた。
まったく未知の業界への挑戦、初めての土地での暮らしに不安もあったが
想いやアイデアをダイレクトに反映できる環境で、自分らしく働きたいと思い、移住を決めた。
【四国を代表する米菓専業メーカー】
おかき、あられを中心とした米菓メーカーとして
四国トップクラスの規模を誇る「東陽製菓株式会社」。
西条市の名水と厳選素材から生まれる商品は、世代を超えて長く愛されている。
社員数は、パートスタッフも含めて35~40名。
大きくはない組織だからこそ、社員全員がしっかりと情報を共有し、
一体となって組織を動かしていけるところが大きな強みでもある。
オリジナル商品のほか、量販店向けのOEM(他社ブランドの製品を製造すること)も数多く手掛けており
小ロット・多品種に対応できる柔軟な生産体制と、職人による質の高い技術力は
大手企業からも厚い信頼を得ている。
【社員同士の距離が近く、組織を動かす手応えも】
庵谷さんが担当する生産管理の仕事は
直接お客様と向き合う営業担当と、製造現場との橋渡し的な存在。
また、お客様のご要望通りに製品をお届けするため、
さらには、製造スタッフが無理なく働ける環境を整えるため、
工場全体のスケジュールや人員配置などを調整する、製造の要となる司令塔でもある。
入社からまだ日が浅く、試行錯誤している部分も多いが
製造スタッフの声をもとにした提案や、効率化に繋がるアイデアなどを
直接社長に話して採用されることもあり、大きな手応えを感じているそう。
【昔ながらの味と、新たな挑戦】
会社として新商品の開発にも積極的に取り組んでいる中で、
庵谷さんも企画から商品化まで一貫して携わっている。
近年ではリニューアルしたパッケージや、素材にこだわった高級志向の商品も好評だ。
また、定番商品の昔ながらの変わらない味わいを求めて
西条市はもちろん、今は遠く離れた場所に住んでいる人からも
「昔食べていたあられを食べたい」「あの味が懐かしい」…という声も多く届くそうだ。
そんな故郷を想う人と、西条市を繋ぐ担い手となる商品をつくり続けていくこと
さらには、全国にその名が知られるような新商品を手掛けることが
庵谷さんの、これからの大きな目標だ。
【新しいスタートを、この街で】
実は今回の取材の翌日に入籍を控えていた庵谷さん。
前職の同僚であった奥さまも西条市に移住し、2人での新たな暮らしが始まる。
奥さまには移住前に「田舎だけど程よく栄えていて、住み心地が良いよ」と、伝えていたそうだが
ゆったりのんびりした雰囲気を、とても気に入ってくれたとのこと。
会社の仲間から聞いたおススメの飲食店や観光地にも、
まだまだ行ったことがない場所がたくさんあり、
これから2人でドライブに出かけることも休日の楽しみになりそうだ。
「まずは石鎚山に行ってみたいですね!今年こそは西条祭りも楽しみです」と語ってくれた。
【1日のスケジュール】
【東陽製菓株式会社】
■業種
製造業
■こんな事業をしています
昭和29年の創業以来、西条市の美味しい水と、瀬戸内の素材をふんだんに使った「あられ・おかき」の製造を行っています。 オリジナル商品のほか、あらゆるニーズに柔軟に対応できる生産体制を活かしたOEM(他社ブランドの製品を製造すること)も数多く手掛け、大手企業や地元企業からも厚い信頼をいただいています。
従業員数:36名
事業内容:餅米米菓(あられ・おかき)の製造および販売
■東陽製菓株式会社の魅力
温かい社風で人間関係良好!仕事も覚えやすい
職種に関わらず、入社後は製造現場での研修を通して、仕事の流れや米菓の製造工程などを一つひとつじっくり学ぶことができるので安心して働くことができます!優しい先輩ばかりですぐに馴染めますよ。
メリハリをつけて働ける!GW・お盆・年末年始は長期休暇も
年に3回も1週間~10日程度の長期休暇があるので、旅行や趣味を楽しんだり、家族や友人との時間も大切にできます。
自分の意見やアイデアを存分にいかして働ける!
少数精鋭体制のため、情報共有がしやすくてチームワークも抜群。社長や上司との距離も近いので、自分の意見をダイレクトに反映でき、大きなやりがいを持って働けます。
■詳細はこちら