西条農業高校がドローンを使ったスマート農業に挑戦中!!
LOVE SAIJO 編集部 2022年6月7日
スマート農業って聞いたことありますか?
ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用し、農作業を省力化しようとする取り組みです。
そんなスマート農業に取り組んでいるのが、西条農業高校!
今回は、ドローンを使った果樹への農薬散布の見学会に行ってきました!
場所は、西条農業高校円山農場!
黒瀬ダムにつながる道から横道にそれ、曲がりくねった1本道を進みながら、本当にこの道なのか?と不安になったところでビニールハウスを発見!
なんとか無事に到着しました!!
今回のドローン見学会、西条農業高校のホームページに「興味ある方は、ご参加ください!」と掲載されているのを発見し、「家庭菜園のスマート農業化」という野望を持つ編集担当者が居てもたってもいられずお邪魔したわけですが、西農生はもちろん、他校の先生方、地元農家さん、テレビカメラなど取材関係者もぞくぞくと集まり、大変盛況でした!
そして、これが、西条農業高校のドローン!!
大きくてカッコイイ!!
約10Lのタンクを搭載し、肥料や農薬を空から散布できるとのことで、実際に運転して見せてくれました!
先生が手元のリモコンでドローンを操縦!
ミカンの木の上で左右にドローンを揺らしながら散布していきます。
実際に散布した木に近づいて確認させてもらいました!
びしょ濡れになっているのかと思いきや、そんなに濡れていないことに驚き。
まんべんなく散布するためには、真上からだけでなく、角度を変えて散布することが大切なので、わざと左右に揺らして運転していたとのこと!φ(・ω・*)メモメモ
そして、まさかの「運転してみたい人はいますか?」のお言葉!
西農生は後日運転させてもらえるとのことで、高校生に先んじて、運転させてもらってきました!
右のスティックを上に入れると瞬く間に上昇していくドローン。どんどん離れていくドローンにコントロール不能にならないのかドキドキしていましたが、ちゃんと最高高度設定がされており、いなくなることはないとのこと!
上下、前後左右、旋回と一通り操作させていただき、一番難しい着陸は先生にバトンタッチしてフィニッシュ!
家庭菜園の水やりへのドローン導入の夢に1歩近づきました!
次に登場したのは、大和酸素工業さんの最新型自動操縦ドローン!
こちらもとってもすごかったです!
別のドローンで空から撮影した写真をパソコンのソフトに取り込むと、自動で3Dマップを作成!走行ルート、木の位置も認識し、木に散布する量も指定できちゃいます!
設定データをドローンにインストールして準備完了!
一回り大きいサイズなだけあって、存在感、飛行音も大迫力!
自動で丘の上のミカンの木を目指すドローンをみんな興味津々で見守りました!
西条農業高校は、県内でも特に活発にスマート農業の紹介を頑張っており、高校生はもちろん、地元農家の人たちにもスマート農業を体感し、身近な技術として感じ、導入につなげてもらいたいとの思いで、実践導入だけでなく、見学会をはじめとした情報発信も進めているとのこと。
西条農業高校生のみんな!西条の農業の未来をよろしくお願いします!!