インターン生が体験!西条市の未来(これから)を担う未来共創課とは
LOVE SAIJO 編集部 2024年9月12日
みなさん、西条市役所の未来共創課を知っていますか?
未来共創課は令和5年度に誕生した新しい部署です!まだまだ何をやっている部署なのか知らない方も多いと思います。
そこで今回、市役所にインターンシップにやって来た築山、藤原、眞鍋の3人が未来共創課の業務を体験してきました!
▼インターンシップ1日目~2日目の記事はこちら
西条市の夏!インターン生がおすすめする夏の魅力3選!
1.市役所のDXを体験してみた
未来共創課の業務の一つ、それはDX(※)です。
インターンシップ3日目は、未来共創課でDXについて学びました!
DXと聞くと単にデジタル化を想像しますが、西条市役所では、“時間や場所にとらわれない手続きや働き方ができる市役所”を目標とし、市民目線に立って「行かない」「書かない」「待たない」窓口の形成などに取り組んでいます!
市民になりきって、窓口体験もさせていただきました!
※DX(デジタルトランスフォーメーション)とは…
一般的に「デジタル変革」と訳され、「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」というもの。単なるデジタル技術の活用ではなく、人々の生活をより良い方向に変革するという意味があります。
(1)出生窓口
真鍋と藤原は、出生に関すること(こどもの戸籍・住民登録等)を行う出生窓口を体験しました。
出生に関連する手続きは、市民課、子育て支援課、下水道業務課で行いました。
まずは市民課!ここでは出生届を提出しました。
次に子育て支援課!児童手当を受けるための手続などを行いました。
愛媛県では、第2子以降の子が生まれた場合におむつ券がもらえるそうです。
最後は下水道業務課!
出生とどう関係があるのか疑問でしたが、子どもが生まれることで水道の利用者が増えるため、料金が変化するそうです。
たったのこれだけ!
出生に関連する手続きは、面倒・時間がかかるといったイメージを持っていましたが、簡単な手続きのみであり、書類も多く複雑な双子のケースであったにもかかわらず時間も50分ほどで終わったので驚きました!
道中も、「手続き完了チェックシート」や手続きの場所が示された資料をいただいたため、初めてでもスムーズに迷うことなく手続きを終えることができました。
(2)おくやみ窓口
築山は親族が亡くなった際の手続きを行うおくやみ窓口を体験しました。
おくやみ窓口 → 国保医療課 → 水道業務課 → おくやみ窓口 の順に4か所を訪れ、40分ほどで手続きが完了しました!
おくやみ窓口が出来るまでは、同様の手続きをすると1時間以上かかっていたそうです!
(3)体験したことをフィードバック!
その後、出生窓口・おくやみ窓口を体験した感想や意見を職員の方とともにフィードバックを行いました。
話し合っていく中で、
・マップの案内が分かりやすかった
・手続き完了チェックシートが便利でわかりやすい
・待ち時間が少なかった
などの良かった点が出た一方で、改善すべき点もいくつか見つけることができした。
例えば、市HPには必要な手続きが事前にわかる「手続きガイド」が用意されています。これで予習しておけば、手続き内容を理解したうえで進めることができる優れモノですが、あまり使っている方はいないそう。これらの便利ツールをもっと周知すれば、市民のみなさんも安心して手続きができると思います。
(4)変化していく窓口
今回のインターンシップで「行かない」「書かない」「待たない」を目指す西条市の窓口を体験することで、これまでの窓口のイメージを払拭できました!
皆さんも、市役所での手続きは「めんどくさい」「時間がかかる」というマイナスなイメージを持っていると思います。ですが、実際使ってみるとあまり待ち時間が無くスムーズに終えることができました。また、館内マップによる説明のおかげで初めて訪れた方でも迷うことがありません!ご利用の際は、DXを駆使し、市民の皆さんが使いやすいよう変化している窓口を感じてみてください!
2.市役所のSDGsを体験してみた
今回は未来共創課の業務をもう一つ体験しました。それはSDGs(※)です。
インターンシップ4日目は、まずSDGsの話をお聞きしました。そして「LOVE SAIJO アクアフェスタ」というイベントの定例会に参加しました。このイベントもSDGsを推進しており、西条市でも積極的にSDGsに取り組んでいることが分かりました。
※SDGs(持続可能な開発目標)とは…
2015年に国連サミットで採択された、2030年までに達成すべき世界共通の目標です。貧困、不平等、気候変動、あらゆる格差など、私たちが直面しているさまざまな課題を世界のみんなで解決ししていこうとするものです。
(1)自分たちでイベント企画を提案!
午後からは自分たちで地域活性化のイベントを企画し、市役所に提案しました。
私たちは西条市の農業に注目し、実際に収穫を体験し、その食材を使った料理を食べるイベントを企画しました。農業従事者が減っている中で、西条の美味しいものを残したい!という思いがありました。
そして実際に未来共創課の方たちに自分たちが考えた企画をプレゼンしました。
とても緊張しましたが、企画に対してのフィードバックも頂け、次回の活動に活かせるものとなりました!
(2)これもSDGsの一つ
また、この企画を提案した際、地域の食材を食べることはSDGsの目標達成に繋がっていることに気づきました。SDGsと聞くと大きく考えてしまう人もいるかもしれませんが、地元食材を食べるような簡単なことでも目標達成に貢献できます。
みなさんもいっしょに小さなことから始めてみませんか?
3.未来共創課はこんな部署だった!
未来共創課は、DXやSDGsなど西条市の未来(これから)を創る仕事をしていました!
「行かない」「書かない」「待たない」窓口は、市民の皆さんにもぜひ利用をお勧めしたいと思います!
SDGsについても、小さな行動からでも地域活性化や持続可能な社会の実現に向けて貢献できることを実感しました。
皆さんもぜひ、小さな一歩が大きな変化につながることを信じて、共に未来を創造していきましょう!
■おくやみの手続き(西条市HP)
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/citypromo/life-okuyami.html
■SDGsってなに?~西条市のSDGs~(西条市HP)
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/miraikyoso/sdgs-saijo.html