台湾へインターンシップ⁉ 丹原高校生にインタビュー
LOVE SAIJO 編集部 2023年9月18日
初めまして!西条市役所で9月11日~9月15日までジョブチャレンジを行っている西条南中学校の東快樹と藤田一輝です。
記事を担当するのは、東です。
8月19日~8月23日まで台湾研修に行っていた丹原高校の生徒6人へ取材を行ってきました。
1.なぜ台湾?
丹原高校では2018年以降グローバルGAP認証を取得したブドウを台湾へ輸出し台湾のスーパーで店頭販売を行ってきました。しかし、コロナの影響によって中断していた台湾研修。今年4年ぶりに復活し、ブドウの店頭販売も実施しました。他にも食品加工工場でインターンシップ、最先端技術を取り入れたマスク工場の見学などを行ったそうです。
2. 台湾研修へ行こうと思った理由
台湾研修へ行った生徒たちは
「グローバルGAPについて知識を深めたい」
「今経験できることにチャレンジしたい」
「日本と海外の文化の違いを学びたい」
とそれぞれの目的をもって台湾研修に行ったことがとてもよく伝わってきました。
3.行ってみてどうだったか
グローバルGAPを取得したブドウやマスカットをスーパーの裕毛屋で店頭販売をしたそうです。慣れない中国語で言葉がなかなか通じない中で1房約8500円するシャインマスカットを60房、1房約4000円するピオーネ25房、計85房の全てを完売しました。
日本だとシャインマスカットは1房約2000円程度ですが、台湾では約4倍もの値段でも売り切れたということでグローバルGAPへの信頼性や日本のシャインマスカットの人気が伺えました。
食品加工工場では ベーグルを作ったり、冷凍おにぎりを握りました。
冷凍おにぎりの握り方のコツを教えてもらったそうです。
冷凍おにぎりの握り方のコツは優しく握ることだそうです。
4.台湾と日本の違い
台湾ではお茶が甘いことがあり、ココアのような味がしたそうです。 料理は香辛料の香りが強く、お店では独特なにおいがするそうです。お店で食事を頼むと最後に頼んでないスイカが出てきたそうです。これも日本にない文化で驚きました。
他にも交通規制が日本と比べると厳しくなく、原付に2~3人で乗っているそう。日本と生活や文化が異なることもあり、カルチャーショックを受けたそうです。
またスーパーのカートにタブレットがついていてバーコードを読み取ると値段が見られるそう。日本よりもデジタル化が進んでいるなと思いました。
5.台湾研修を通して
「スーパーの販売では6時間立ちっぱなしで作業をし、働く大変さを知りました。」
「言葉通じなくても、積極的に話しかけることが大切だと分かりました。」
「コミュニケーションを取るために現地の台湾語や世界共通語の英語など、語学の勉強を頑張ろうと思いました。」
今回、取材をしてみて厳しい基準のグローバルGAPを取得したブドウを台湾で販売することや海外でのインターンシップに挑戦することがすごいと思いました。
▼丹原高校HP
https://tambara-h.esnet.ed.jp/
▼台湾研修2023の動画
https://www.youtube.com/watch?v=EiiXQ7Ug1Ko