西条からすぐに行ける雪国~冬になると雪遊びできる場所~
さっちゃん 2019年12月26日
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11 月末に急に寒くなり、家の外を見ると真白な石鎚山がドーンと構えて、いたのでいても
たってもいられず、ロープウェイで登ってきた。
石鎚山は西条市街から車で 1 時間弱で麓のロープウェイ下谷駅まで行くことができる。路
面凍結も冬場 のとても寒い時以外はあまりないため、一年中アクセスがしやすい山である。
バスも通っており、車に自信がない人はバスでも行ける。
ロープウェイで 1450mまでショートカットで登ると、もうすでにそこは雪国!!
雪の降り加減にもよるが、路面が凍結していることが多いため、アイゼンは用意しておいた
ほうが安全。
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これがアイゼン
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装着したら、こんな感じ
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厳冬期には、このようなアイゼンを使用するほか、ピッケルや冬山登山技術も必要
晴れの日は、日が差して雪がキラキラしてきれい。
体力に自信のない方でも降りてからすぐ雪景色が見ることができる。
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成就の鳥居から見える石鎚
この日は中腹の成就までの散歩予定だったが、あまりの天気のよさと石鎚の白さに魅了さ
れ、フラフラと誘われて頂上まで登る。雪はさほど積もっていなかったが木々に積もる白い
雪が景 色を明るくしていた。
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夜明峠から見る石鎚
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霧氷越しに街の景色が見える、この日は海もきれいに見えた
しまなみ海道まで見える景色を堪能しながら頂上まで登ると白い天狗岳が迎えてくれる。
最高の景色である。アイゼンはリュックの中で眠っていたがこの山は雪が降れば必要であ
る。
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二の鎖小屋の手前の鳥居 ここの鳥居の埋まり加減で雪の量が分かる
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天狗岳
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頂上
美しい景色に魅了され下山、まだ興奮冷めやらぬ状態だったので翌朝もすぐに登れる山に
行く。
その山とは、寒風山である。194 号線を高知の方に向かい長いトンネルを抜けたら寒風山登
山口へ の方向に曲がる道がある。有名になったUFOラインのスタート地点が登山口であ
る。
ここは、寒さが厳しくなると路面がかなり凍結するためスタッドレスタイヤかチェーンが
必要。この日はいらなかったが、最初の登り口が急登なので、登山時はアイゼンがあったほ
うが安全。
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夜明け
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全体だとこんな感じで染まる
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霧氷が赤く染まる
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昼になると溶けてしまう
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霧氷が終わると実際の色は真っ白
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霧氷の稜線上を歩く
夜明け前に登り始めて、霧氷が見えるところらへんで夜明けを迎えるように歩く。日の光に
赤く染まる霧氷を見ると自然ってすごいなーと感じる。
赤い霧氷はうまくタイミングが合えば見ることができる。一度だけ失敗して夜が明けない
なと思ったら実は空が鉛色で、雪が降ってきたことがあるがそれはそれで楽しかった。
1 時間で雪景色を見られるという絶好のロケーション。手軽に雪国気分を味わえることに
感謝。
※スタッドレスタイヤ、チェーンの準備はお忘れなく。