お気に入りの街で大好きな北欧雑貨とハンドメイドの店を開く♪
いのうえ 2018年10月12日
2017年8月、西条市神拝に北欧雑貨&ハンドメイドのお店『moi+kiitos(モイ キートス)』がうぶ声をあげた。店主の越智瑠美さんは2015年から西条市に定住。会社員のご主人と子ども3人の家族5人で暮らしている。越智さんとはお店エントランスの植栽や看板制作などをお手伝いさせてもらってからのご縁で、今回お庭の1年点検のタイミングで取材をさせていただいた。
越智さん一家は転勤族で、これまで新居浜、西条、松山の社宅から社宅へ移り住んでいた。それが長男の中学校入学の頃「転校させるのもかわいそうだし、そろそろ家を建てよう。」と新築を決意。家を建てるとなると地域選びも真剣。越智さんは新居浜市出身、ご主人は今治市の出身なので実家の近くとも考えたが、西条での暮らしを選んだ。
なぜ西条に?
「これまで住んだ街の中で西条が住みやすかったし楽しかったんです。それに西条は子育てに手厚い街だと本当に思いました。特に福祉センター周辺でベビーカーを押すのが気持ちよかったし、センター内にはなんと床暖が入っていて居心地が良くてお気に入りでした。水がおいしくてタダですし、ゴミ出しの分別がシンプル。健診も他の地域より割安だし商店街での産業文化フェスティバル(さんぶん)も毎年楽しみでした。」
ハンドメイドを始めたきっかけは?
「11年前長男の保育園入園がきっかけでした。通園バッグなどを縫うためミシンを購入したら、それが楽しくて楽しくて…。縫製の勉強がしたくなって今治の職業訓練校へ1年間通い、その後ハンドメイドイベントに年に1、2回出展していました。」
雑貨好きはいつから?
「小学生の頃ファンシーな小物が大好きで、いつもフジの小物コーナーに行っていました。今のように雑貨店がなかったから…。雑貨好きに火がついたのは姉が神戸の学校に進学してからです。雑誌などで調べては母と一緒に姉のところへ行って、雑貨店巡りばかりしていました。神戸へ行くのが本当に楽しみでした。」
お客さんは女性が多いですか?
「お客様はやはり女性が多いですが、男性も来られますよ。マリメッコ好きの彼女へのプレゼントでしょうね。シンプルなデザインを永く使ってもらえるようなものをセレクトしていますし、価格もお手頃です。2006年の映画『かもめ食堂』で採用されて評判になったアラビア(フィンランドのブランド)のお皿、アベックブループレートなんか男性にもおすすめです。
今後は他のオリジナル商品も増える予定ですか
「今はポーチやバッグを作るので手一杯だけど、ダボ(※下の写真参照)も作りたいなと思っています。簡単なんですよ。」そう言いながら見せていただいた息子さんたちのダボは、なんとも肌触りの良い生地で落ち着きのあるセンスの良い柄。選ばれた生地にお母さんらしさを感じました。『moi+kiitos』ではハンドメイドオーダーはもちろん、生地の持ち込みもOK。わかりやすい価格表もあるので安心です。ミシンのない方、プロの仕上りをお求めの方はぜひ足を運んでみては。
【店舗情報】
moi+kiitos(モイ キートス)
住所:西条市神拝甲257-1 2F
tel&fax:0897-55-5053
営業時間/11:00~17:00
定休日/水、日、祝(土は不定休、月に1~2回開店予定)
駐車場/4台
キッズスペースあり
web/http://ameblo.jp/moikiitos24