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JUG音楽という異世界体験 at Music Box HACO

2024年11月24日(日)

記者は「SAIJO BASEの日」での市民団体PRに参加後、“ Music Box HACO ” へ向かった。
まずは、“ Music Box HACO ” について紹介する。

 

Music Box HACO

2023年11月4日に、愛媛県西条市で創業73年のガス会社「(有)エナジー安田」さんの音楽事業部として、敷地内にオープンした木造のライブハウス。
音楽は勿論、色々な思いを持った人が集まり発信出来ると願い、「このHACOに皆さんの宝物が、たくさん詰まった時、本当の完成」を迎える。

 

さて、初 HACOの目的は、【まだらなジャグフェスティバル ゐん 西条】へ参戦するためであった。
西条で開催されるライブ(音楽イベント)への参戦は初めてで、各バンドが織り成すメロディに耳を傾けながら、取材という名の写真撮影に徹していた。

ライブには、“ THE COOGGIES ”・“ GANBATTAN JUG QUINTET(ガンバッタン ジャグ クインテット)”・“ Mooney & KOTEZ ” の3バンドが JUG(※) 音楽を奏でた。
各バンドの簡単な詳細と、その時の様子を写真で紹介する。

※JUG(ジャグ・バンド):20世紀の初めごろにアメリカ合衆国南部の地域で興った音楽。「ジャグ」とは、ウイスキーなどの飲み物を貯蔵するための瓶を意味する

 

THE COOGGIES

BARで酒を片手に、夜な夜なカードゲームをして意気投合したメンバーが集まり、楽器を持った遊びが始まった。

四国発の酔いどれポンコツRUSTIC STOMP楽団 “ MEZCAL THE CIRCUS ” が、2012年の元日に生まれた。
しかし、現在は絶賛活動休止中で、暇なメンバーが集まり “ THE COOGGIES ” として、新居浜市の一角でのんびり活動している。

 

♣ GANBATTAN JUG QUINTET

1920~30年代に、アメリカのユーモアたっぷりの黒人達が、身近な物を使って演奏した音楽「JUG」。

ドラムの代わりに、“洗濯板” や “ウイスキーの瓶” 、“モップ” と “タライ” で作ったベースなど、『楽器の代わりになる物なら、なんでも使ってしまえ!』と言う思想を受け継ぎ、西条市を拠点に活動するジャグバンド。
そのユーモア溢れる楽曲と高い演奏力から、若手バンドからも一目置かれているが、バンドメンバーは楽しく気ままな音楽を演奏している。

 

Mooney & KOTEZ

20年以上続く「横浜ジャグバンドフェスティバル」の主宰者でもあり、全國各地で年間200本以上のライブをこなす “ Mooney ” と、ブルース・ザ・ブッチャーや “ KOTEZ&YANCY ” 等で活躍する、日本屈指のブルースハーモニカ奏者の “ KOTEZ ” とのデュオプロジェクト。
「ルイ・アームストロングを彷彿させる “ Mooney ” の哀愁溢れる歌声」と「煌びやかな伸びと歯切れの良い “ KOTEZ ” のハーモニカ」でオールドジャズの名曲を奏でている。

また千葉県や都内のBARで洗濯板を擦ったり叩いたりしてJUG音楽を奏でる “ ZEAL ” さんと、ベースの “ 清子 ” さんが、東京から駆けつけ共に演奏し、HACO内を大いに盛り上げた。

 

そして、JUG音楽は他バンドとのセッションで、奏でるハーモニーが変化する。
まずは、“ Mooney&KOTEZ ” さんと GANBATAN JUG QUINTET の “ Gumbo Yorozuya ” さんのセッションから始まる―――。
そして、“ Mooney ” さんが “ Gumbo ” さんを呼ぶも来ず、再度呼ぶも来ず...結局、“ KOTEZ ” さんが呼びに行く...みたいな感じになり、セッションスタート!
時折、小ネタも挟みながら更に盛り上がる。

 

そして、3バンド有志によるセッションへと、JUG音楽は変化し盛り上がりは最骨頂へ♪

 

 

最後は、“ Mooney&KOTEZ ” さんがしっとりと歌い上げ、ジャグフェスティバルを締め括った。
お2人がステージを降りた後、「アンコールコール(独り)」があったが、残念ながらアンコールタイムは無かった...。

 

記者は年間を通しても、某バイク屋の某フェスにしか行ったことが無かったが、これを機にもっと色々なバンドの音楽を聴いてみたいと思った。
いつかはストーンハンマーも参戦して、取材をしてみたいと思う。

 

Music Box HACO
西条市朔日市775-4

私が書きました

もっさん

もっさん

“みかんの国水の都”出身の昭和後期世代。縁で繋がった人たちの活動や身近な行事などを、セミプロフォトグラファーとして培った経験で写真を撮り、主観記事で発信していきます。

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