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移住者インタビュー

近藤 信也さん


地域の人の口コミで人気の写真館に。広い庭で子どもものびのび

瀬戸内海が見える景色が最高

愛媛県はもとより、奈良、長野など日本全国で移住地を探した近藤さん夫妻。最終的に選んだのがここ西条市でした。「市の移住推進課のサポートの手厚さに感激したんです。問い合わせへの対応が早く、無料の移住体験ツアーがあるのも良かった。空き家バンクで理想の家も見つけることができました」。

写真スタジオ併設の家は、築約100年の古民家。穏やかな瀬戸内海が見える景色が最高だと妻の優依さんも言います。

移住したら仕事は減ると覚悟していた2人ですが、心配は杞憂でした。「地域の方が家族の記念写真を気軽に依頼してきてくださって。小さなまちなので口コミであっという間にお客さまが増えました。仕事量は東京時代とほとんど変わりません」。

一方、大きく変わったのは子育ての環境です。「山が近いので、子どもが四季の変化に気づくようになりました。何より広い庭でのびのび遊べて楽しそうです」。

文明に頼りすぎる生活を見直したいと考える信也さんと優依さん。「家庭菜園をしたいな」「まきストーブも設置したいね」。2年目を迎える西条市での暮らしに思いをめぐらせるのも、豊かな時間です。

【どうして西条市に?】
東京で東日本大震災を経験し、都市部での暮らし方を見直すきっかけに。西条市の移住サポートが手厚く、空き家バンクも充実していたことから移住地に決定。

【近藤さんの移住ステップ】
2018年2月 移住を検討→2019年6月 空き家バンクで家を見つける→2019年10月 移住体験ツアーに参加し決意

近藤 信也さん(41歳)
移住年/2020年6月
職業/フリーカメラマン
《移住元》東京都世田谷区
西条市出身。東京で20年間カメラマンとして活動し、2020年にUターン、自宅兼スタジオ『山山写真館』をオープン。妻・優依さん(38歳)、長男(6歳)、長女(3歳)の4人家族。

七五三など記念写真を通して地域の人との交流が広がっています。

グラフィックデザイナーの優依さんはリモートワークで東京の仕事を継続

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