西条生まれ、西条育ち。関東からUターン
2021年4月20日
※取材の際には感染対策を講じ、マスクは外して撮影している場面があります。
【ものづくりに関わる仕事】
西条生まれ、西条育ちの丹さん
地元の工業高校卒業後、都会への憧れもあり、神奈川県の自動車メーカーに就職。
幼いころから好きだった“ものづくり”に関わる仕事からファーストキャリアをスタートさせた。
神奈川で暮らして6年目、将来を見据えて西条に帰ることを決意した。
休暇などで西条に帰るたびに故郷のよさを実感し、ニッチな業界でトップシェアを誇る、
西条を代表するものづくり企業、長曽鉄工所に入社した。
入社のきっかけは、ここで働く知人たちの存在だった。
長曽鉄工所の従業員でもある、従兄弟や釣り仲間から仕事の話を聞くうちに、
精密部品の製造に興味が沸いて入社を決めた。
【大きな力を生み出す、小さな部品】
長曽鉄工所は、ショベルカーなどの建設機械に使われる油圧バルブの精密部品等を製造している。
納品先は川崎重工(株)などの大企業が主で、大きな力を生み出すための、小さな部品を作っている。
入社してびっくりしたことは、クリーンな仕事環境。部品製造というと、油まみれというイメージがあったが、
工場内は全館に空調設備が完備され、作業環境が最高の状態に保たれている。
【みんな優しく、ファミリー感のある会社】
上司からは「地頭がよく、機転が利き、同僚からの信頼も厚い」と、頼りにされている丹さん。
丹さん自身も「職場の人たちはみんな優しく、ファミリー感がある」という。
毎年の社員旅行も楽しみのひとつだそう。
【25歳で船舶免許取得。趣味は釣り】
そんな丹さんの趣味は、釣り。西条にUターンした後、船舶免許を取得した。
現在、2児のパパでもある丹さんは、子どもと一緒に船で釣りに行く日を楽しみにしている。
休日は、家族でお出かけ。「豊かな自然に触れ合いながら、いろんな経験をさせてあげたい」と
公園や海や山、BBQや温泉など、西条暮らしを満喫している。
「空気がきれいで、星がよく見えて、うちぬき水がおいしい。西条市の中心地まで出れば、
飲食店やスーパーなどいろいろなものがあり、生活に全く困らない」と、都会暮らしを経験した
丹さんにとっても、西条暮らしは快適なようだ。
「秋には祭りもあって、嫌いなところがない。住みたい田舎ランキング1位も納得!」
と誇らしげ。
【目標は“信頼される人になること”】
そんな丹さんの目標は、「仕事が丁寧で、みんなに信頼される人になること」。
”人と人とのつながりの大切さ”を感じながら育った丹さんは
「それが自分の強みになっていて、忙しくてしんどい時でも、仲間と乗り越えて、楽しくやっていけます!」と
爽やかに答えてくれた。
【1日のスケジュール】
【株式会社長曽鉄工所】
■業種
金属製品(精密機器)の製造業
■こんな事業をしています
油圧ショベルなどに使われる油圧バルブなどの精密部品の製造をしています。産業技術革新が繰り返され、めまぐるしく進化し続けるなか、高度化・多様化するユーザーニーズにお応えすべく、精度と品質にこだわった製品を提供しています。
従業員数:120名
事業内容:油圧部品・精密機器部品・空圧部品・工作機械部品の製造
■株式会社長曽鉄工所の魅力
精度の高い切削技術でモノづくりを極める
多様化が進む業界の中で、高性能・ハイスピードなどのニーズに対応すべく、高精度の加工技術と最新式機械の導入等の一貫した効率加工システムで高水準の製品加工を実現しています。精度の高い切削技術で、0.001mm単位まで正確に加工できます。
充実した設備とクリーンで快適な職場環境
冷暖房完備で、夏でも冬でも快適な気温で整理整頓されたクリーンな環境です。自動化が進んだ最新の設備などが150台以上あり、レベルの高いモノづくりが体感できます。扱う製品のサイズは手のひらに乗るほどの小さなサイズが多いので、女性でも扱いやすく、全社員の3割は女性です。女性でも働きやすい環境づくりを目指す事が安全性と快適性を高めることにもつながっています。
手厚い福利厚生
有給休暇取得率UPにも力を入れており、リフレッシュ休暇制度も導入しています。入社3年後定着率は90%以上で、平均残業時間は月20時間以内、転居を伴う転勤はありません。部署移動も本人の希望をもとに行います。福利厚生は、財形貯蓄制度、退職金制度、定期健康診断、産休・育休制度、介護休暇制度、昼食代補助、社員旅行(年1回 全額会社負担)、懇親会(年2回補助制度あり)、慶弔見舞金、車通勤可(無料駐車場あり)。休日は、土曜、日曜休みの週休二日制(年に7~8日土曜出勤日あり)です 。地方祭、夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇もあります。
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