地域課題へ美味しくアプローチ クラフトビール工場の挑戦
LOVE SAIJO 編集部 2023年6月12日
現在準備中の西条初のクラフトビール工場グランドタップブルワリー(GROUNDTAP BREWERY)。工場に先駆けて、2023年6月12日には、グランドタップブルワリーが運営するクラフトビールボトルショップがOPEN予定です。
そんなグランドタップブルワリーの皆さんの姿が西条市内の畑に。
ビールを通して地域課題を見つめなおす。グランドタップブルワリーのビールコンセプトを紹介します。
1.西条が誇るビールブランドを目指す
現在、伊予西条駅近くに工場建設が進んでいるグランドタップブルワリー。小規模醸造所ならではの多様で個性的なビールを醸造予定です。
4月末には、醸造タンクを入れる前の超レアな工場見学会も開催されました。(現在のタンクが入った工場の様子はグランドタップブルワリーさんのSNSでチェック!)
グランドタップブルワリーが目指すのは、「うちぬき」のように西条が誇るビールブランド。
西条の人が自慢したくなるビール。そして、西条以外の人はビールを通して西条を認知する。そんなビールを目指して、普段づかいとは違う、少し特別な日のためのビールづくりを目指しています。
現在予定されているグランドタップブルワリーのビールラインナップのコンセプトは3つ。
“水”
うちぬきの水質や西条の人々とのコミュニケーションの中で味わいを探る。定番1~2種類。
“ものづくり”
醸造士の個性や特徴が強い味わい。毎週~隔週新商品リリース。
“地域”
ビールを通して地域の魅力や課題について考える。半年に1回程度新商品リリース。
3つの切り口で個性的なビールを複数種類販売できるよう準備中とのことです。
2.ビール×西条の課題
“地域”のコンセプトで検討しているのが、“はだか麦”を使ったビールです。アサヒビールの関係会社であるアサヒユウアス株式会社さんと共同で商品開発を予定しています。
愛媛県が全国1位の生産量をほこる“はだか麦”。味噌の原料などに使われていますが、まだまだ認知度が低く、なかなか使用用途が広がらないのが現状だそうです。
そんな“はだか麦”の新たな可能性を探るというコンセプトで、“はだか麦”を使ったビールの商品開発を進めているとのことでした。
実際に“はだか麦”の収穫を体験してみよう!ということで、グランドタップブルワリーの皆さんが“はだか麦畑”に集合。アサヒグループの方も東京から駆け付け、鎌を片手に収穫体験を行いました。
黄金に輝くはだか麦畑で、はだか麦×ビールの美味しい地域課題解決へ向けて決意を新たにしました。
3.クラフトビールの世界に足を踏み入れませんか?
グランドタップブルワリーは現在準備中なので、はだか麦のビールが飲めるのはまだ少し先。
しかし、醸造所OPENに先駆けて、グランドタップブルワリーが運営するクラフトビールボトルショップ“PREP ROOM”が2023年6月12日にOPEN予定。
グランドタップブルワリーの醸造所のすぐ目の前。駅西通りに面した“PREP ROOM”には、選りすぐりのクラフトビールが並ぶ模様です。
100種類以上もあるといわれるビールの味わい。一足先に、クラフトビールの世界に足を踏み入れてみませんか?
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