日本一おいしい水が湧く 禎瑞嘉母神社のお鍬初め式
いくしー 2020年1月31日
(*1 「西条誌」には二三四町余とある。)
(*2 嘉瑞 めでたい印。)
参考資料 愛媛県生涯学習センターHPより
禎瑞地区の場所は、加茂川と中山川の間の河口付近にあります。
この地区にある、日本一おいしい水で有名な「嘉母神社」が今日の舞台。
この神社で、令和2年1月11日に、お鍬初め式が行われました。
「お鍬初め」とは、農家の事始めとして行われる行事で、新年に豊作などを祈願します。
嘉母神社の「お鍬初め式」は、江戸時代から続く歴史ある行事です。
何と今年で、242回目の開催だそう。
まず最初に、鏡餅・お米・お酒・鍬のミニチュア・初穂料を収めた箱などを、地域の年男が持ち上げて、宮 司に続いて行進します。
次に、床ならしといって、小高く盛った砂山を田のように平たくならして早苗を植えて準備完了。
開式の太鼓で神事が始まり、神様に玉串を捧げます。
今では、トラクターで土を耕していますが、240年前のご先祖様の大事業を学んだ冬の休みの日でした。
この先、時代が変わっても、こういう行事は大事にしていきたいですね。