私たち一家を暖かく迎えてくださってとても感謝しています
LOVE SAIJO 編集部 2018年3月27日
「西条市の良いところはなんといっても地域のつながりが強いこと。
住むところを探していたときに、田滝小学校の公開授業を見に行ったことがあったんです。その時の子どもたちがすごく楽しそうで、キラキラとしていて。」
会社の転勤で関東から単身赴任することになった栗原直さん。
息子の広太郎君が小学校へ上がるタイミングで家族を呼び寄せようと移住先を探していました。
きっかけは、ふと見ていた新聞の記事。田滝小学校の公開授業の記事を見つけ、妻・雅子さんとも話し、二人で見に行くことに…。
「公開授業を見て、ここに子どもを通わせたい!と思った」と栗原さん夫婦。
もともと、「田舎がいいね」と話していたことと、公開授業を見に行く際に、待ち構えたように迎えてくれた地域のあたたかさに触れられたこともあり、即座に田滝のことが気に入り、移住を決意。
移住を決めてからは、空き家の紹介も受けて、とんとん拍子でことが決まっていき、次の年には田滝に住み始めていました。
田滝小学校は、小規模校ということで児童数は少ないのですが、その分先生の目が行き届いていることや他の学年との交流もあることで、授業だけでは得られないたくさんのことを経験できます。地域の方との繋がりも密で、「子どもに皆が声をかけてくれるし、子どもを見る目が優しいんですよ。都会暮らしと違って、ここでは地域の人も一緒に見守ってくれていて、安心感もあります」と雅子さんは話します。
それだけでなく、西条市ではICTなどの最先端教育も取り入れていて、小規模校でもわかりやすく質の高い教育を受けられます。教育環境の良さも魅力となっているようです。
地域のつながりでいえば、獅子舞など地域の行事がとても多く、参加することで顔見知りがどんどん増え、地域の人とも仲が深まっていることが実感できるそう。
暮らしの面では、海・山・川があり自然豊かなところが気に入っている、と直さん。西条には緑が多く、通勤途中に山などの景色を見て癒されたりすることで、街で生活している時よりも季節の移り変わりを感じるんだそう。
雅子さんは、「野菜がすごく安くておいしい」と話します。確かに、都会はスーパーに一年中何でも揃うからあまり旬を感じないかもしれません。ここでは、季節のものが店頭に並ぶため、春は筍、夏は夏野菜など、「今はこの時期なんだ」と旬を感じることができます。
最後に、移住を検討している方にアドバイスをいただきました。
「地域の行事とかに一生懸命参加したりすることで仲が深まっていくと思います。顔見知りもどんどん増えていくことで、暮らしやすくなってきたような気がします」。
縁もゆかりもなかった一家を温かく迎えた田滝地区。ここには、都会にはない強い“つながり”がありました。田滝小学校は、どの校区からも通える小学校でもあります。気になったら、一度調べてみてくださいね。
このインタビューの内容は、移住・定住促進パンフレット
「西条の選択」に収録されています。
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/chiikishinko/iju.html