焚き火でほっこり FRIDAY NIGHT in 丹原町関屋
もっさん 2024年5月30日
2024年5月24日は少し雲が残る晴天。
西条市丹原町関屋の“縁側のとき”で開催された『縁側で焚き火Night』へ参加した。
この“縁側のとき”は丹原町関屋にある一棟貸し古民家宿で、縁側から西日本最高峰の石鎚山系や丹原町の風景を望み、夜には星空を眺めることができる。
一棟貸しということもあり、ご家族の時間を楽しみ、ご友人と時間を共有できる、そんなそれぞれの「とき」を心ゆくまで過ごすことができる...古民家宿である。
まずは丹原町の景色と共に焚き火の準備を写真で紹介する。
焚き火は、もともと人間の暮らしの基盤にあるもので、文化とも言える。
また、人間は“目”・“耳”・“舌”・“鼻”・“皮膚”で、“視覚”・“聴覚”・“味覚”・“嗅覚”・“触覚”の5つの感覚を無意識のうちに、日常生活で使っている。
焚き火のように、この五感すべてを一度に感じられるものなんて、他には見当たらないだろう。
焚き火で感じる五感について書いてみよう。
①視覚
木を見ていると暖かさを感じるだろう。勢いよく燃える炎、その揺らめく姿、そして落ち着いて熾火になって赤々とした火。いつまでも眺めていても飽きることなく、魅入ってしまう。
②聴覚
焚き火ならではのパチパチと薪が爆ぜる音。この音は薪の状態によって変わり、水分を含んでいると爆ぜ易く一種の水蒸気爆発を起こしている。
また、いろいろな太さや種類の木枝を薪で使えば、焚き火の合唱会といえるだろう。そして、焚き火をしていると、小鳥のさえずりや虫の声、風のそよぐ音など、普段の生活では気に留めることのない自然の音が心地よく入ってくることだろう。
③味覚
鍋をかけた焚き火を見つめながら、ゆっくりと過ごす時間は心を落ち着かせてくれる。
また、焚き火で焼く野菜は甘味や旨味を感じられるようになる。素材を生かした料理を味わうことができ、食材そのものの美味しさがわかると生活の質の向上を見込めるだろう。
④嗅覚
焚き火をすれば煙はつきもの。最初は煙たく感じるも、慣れてくると香りに変わっていく。焚き火に使う薪の種類によって煙の薫りも変わってくる。そして、焚き火をすれば周りのにおいに敏感になる。木の香りや土のにおい、森の香り、風が運んでくるにおい...自然の中のにおいが沢山あることを実感するだろう。
⑤触覚
焚き付け(ススキなどのよく燃える枯れ草)を拾い、薪をくべる。この時、軍手などの手袋をせずに直接触ることで木のぬくもりや地面の温度を感じることができる。土の感触などは素手でさわらないとわからないものだ。
引き続き、わ~キャー言いながら、焼きマシュマロやスモア、花火でも楽しんだ。なお、焼きマシュマロは焚き火に近付けすぎて、何個か焦がしてしまっていた( ´艸`)
その様子を写真で紹介する。
焚き火の終わりには、「線香花火、どこまで耐えられるか?」チャレンジが行われた。
すぐに終わったり、⾧々と続いていたが、挑戦していた当人たちはすごく楽しそうだった。
最後に、丹原はまだまだ人里離れた...もとい、田舎という自然が豊かで静観なところだなぁと感じた。
西条市中心部(西条市役所辺り)から自動車を使えば約40分で行くことができる、丹原町関屋。
ぜひ、一棟貸し古民家宿“縁側のとき”で自身が思う「とき」を心ゆくまで感じてみよう!
さぁ!この記事を読んでいる、そこの貴方!!
自然に囲まれた焚き火をしながら、心も体も癒されてみようじゃないか♪
縁側のとき |
住所:愛媛県西条市丹原町関屋76-1 |
HP |