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「夏を無事に越せますように」と願う祭礼 in 風伯今磯野神社

2024年7月14日は、生憎の曇天模様。
西条市朔日市に鎮座する“風伯今磯野神社”で行われた『夏越祭』の取材へ行ってきた。

時折、小雨が降ったり、雨が強くなったりしたが、曇天模様の時間が多かったように思える。

では、“夏越祭”の様子を写真で紹介する。

 

風伯今磯野神社本殿内で夏越祭の祈祷後には、『茅の輪ちのわくぐり』が、18時頃と21時頃の2回おこなわれた。
宮司を先頭に、『左回り→右回り→左回り』の順に茅の輪をくぐり、そのあと、宮司から“金紙の御幣”が一人一人に譲られた。

 

●1回目(18時頃)の茅の輪くぐりの様子

 

●2回目(21時頃)の茅の輪くぐりの様子

 

●“金紙の御幣”をお譲りいただいている様子

 

ここで、愛媛県年金受給者協会 西条支部の女性陣による、飛び入り参加OKの“盆踊り大会”が開催された。
“きよしのズンドコ節”などの音楽に合わせて踊り、雨上がりの神社境内は、大いに盛り上がった。

 

盆踊りのあとには、20時頃から風伯今磯野神社の氏子自治会である“松之巷”・“大師町”・“朔日市”が、だんじり太鼓の奉納をおこなった。
各自治会が祭りばやしや掛け声などを披露し、静かな夜を賑わせた。

 

“夏越祭グルメ”はというと、敬神婦人会による露店(かき氷、フライドポテト、ヨーヨー釣り)や、キッチンカー(AKI’s KITCHEN:バインミーやフォー、King Biscuit:クレープ、茶々屋:タピオカジュースやたこ焼きなど)が展開していた。

 

そして、だんじり太鼓奉納終わりの少年たちの撮影に成功( ´艸`)良い笑顔だ…

 

最後に、風伯今磯野神社の花谷空 宮司から、締めの挨拶があった。


.昔は病院もなければ薬も中々手に入らない、苦しい時代でございました。
人の体が一番弱ったのは、やはり6月から9月の夏の蒸し暑い時期。特に、湿度の高い7月・8月は、都会も田舎も必ず病人が多くなる時期でございました。
田舎の方なら熱中症とか、今もそうですけど、農作業をされる方が大勢居られましたので、熱中症になりお亡くなりになられる方もいました。都会の方は疫病がやっぱり怖くて、ちょっとした風邪から流行り病、最近では記憶に新しいコロナなどで、隣人・知人が大勢亡くなってしまいました。
時代としては、遷都…都変えの理由の一つとなった“禍”もございます。
まだまだ厳しい季節が続きますが、どうかお身体を大事にしてお過ごしのうえ、また、来年の夏越祭にて、皆さんのお元気なお顔を拝見できたら何よりと思っている次第でございます。


 

こうして、今年の夏越祭はしめやかに幕を閉じた。

 

 

住 所>愛媛県西条市朔日市567番地
(Google Map は“愛媛県西条市朔日市568番地)

行き方>伊予西条駅から徒歩15分・車で5分
駐車場>駅前本通りから南西へ入る神社裏手道に駐車スペースあり

私が書きました

もっさん

もっさん

“みかんの国水の都”出身の昭和後期世代。縁で繋がった人たちの活動や身近な行事などを、セミプロフォトグラファーとして培った経験で写真を撮り、主観記事で発信していきます。

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