子どもと一緒に近所をお散歩してみた ~菓子工房 アオヤギ~
のざき 2025年3月24日

梅の木が見頃を迎え、春の気配を少しずつ感じるようになってきた今日この頃。
壬生川駅から北西方向に徒歩10分歩いたところにある、『菓子工房 アオヤギ』さんまで子どもと一緒に散歩してきました。
お店に入ると、おしどり夫婦が、優しい声でお出迎えをしてくれました。
お二人は50年以上第一線で活躍し続けているとのこと。
これまでの功績を称える賞状が飾られています。
さて、店内にはたくさんの美味しそうなお菓子がずらり!
和菓子、洋菓子、煎餅、饅頭、タルト、ゼリーなどなど、種類の豊富さに圧倒されます。
見ているだけでお腹が減りますね~。あれもこれも欲しくなっちゃいます(´-`).。oO
また、この日は月に一度の「お菓子の日」(毎月15日)
普段よりも、商品がお手頃価格で購入できる日となっています。
この日のおすすめは「柚タルト」。
お値段1本300円。
※お菓子の日価格。通常は500円くらい。
値札には、「昭和62年と同じ価格での販売」と書かれているではありませんか!
消費者の購買意欲を掻き立てる見事なキャッチコピー!
長年お店を続けているからこそできる言葉選び。店主の遊び心を感じますね~!
ほかにも、季節ごとに違うお菓子があるようで、今の時期は、“さくら餅”と“うぐいす餅”が販売されていました。
鮮やかな色で我々の目を楽しませてくれる所もお店の魅力となっています。
何度見てもきれいな色で美味しそうです。
商品を見ている間、常連さんがひっきりなしにやって来られました。
常連さんの中には、中学校からの付き合いという方がおり、「ここが無くなるのは、寂しい。ここに来て、いろいろな話をした。」と話され、思い出トークに目頭が少し熱くなりました。
今回、おすすめの「柚タルト」など、色々と購入した中で、個人的におすすめしたいお菓子が、“チョコボール”です。
この“チョコボール”は、ピンポン玉くらいの大きさで、一口食べると、チョコレートの甘さとお酒の風味が溶け合い、奥深い味わいが口いっぱいに広がります。
お酒が入っているので、大人向けの商品です。
お子様や、お酒の弱い方、運転をされる方は気を付けてくださいね。
そんな素敵なお店『菓子工房 アオヤギ』さんは、令和7年5月31日をもって56年の歴史に幕を下ろすことになったようです。
私たちはよくお菓子を購入しに行っていたので、非常に残念な気持ちと、長い間おいしいお菓子を提供してくださったお二人に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
お店が閉まるその時まで、どうかお身体に気を付けてくださいね。
皆さんも近くにお立ち寄りの際は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
あなたのお気に入りのお菓子が見つかるかもしれませんよ♪