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けん玉プレイヤーが西条で見つけた“なんかいい”

日本では昔ながらの子どもの遊びというイメージが強いけん玉。でも実は、世界的に人気な遊び、競技、パフォーマンスKENDAMAへと進化しているんです。
そんなKENDAMAムーブメントは西条でも。2人のシンクロした技がクセになるけん玉プレイヤー“けんだまふ~ふ”の宮地 浩之(みやち ひろゆき)さん、孝子(たかこ)さんご夫婦。東京から移住してきたお二人が西条で見つけた“なんかいい”を教えてもらいました!

 

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1.世界中で愛されるKENDAMAの魅力は交流

けん玉の世界大会があると聞いて驚く人も多いのではないでしょうか。日本では2つの大きな大会が開かれています。100種類以上の技の中から3分間で成功させた技の難易度を競うけん玉競技『けん玉ワールドカップ』。プレイヤー自らが編み出した技や構成で魅せるフリースタイルけん玉の世界選手権大会『CATCH AND FLOW』。
日本のみならず、アメリカ、デンマーク、シンガポールなどなど世界中のけん玉プレイヤー(通称:ダマー)が集まる人気イベントになっています。
世界中で人気のけん玉。けん玉のブランドは日本以外にも。“けんだまふ~ふ”さんは、アメリカ・ポーランドのけん玉ブランド『DEAL WITH IT』とスポンサード契約を結び、けん玉のデザインも手がけています。

 

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お二人がけん玉と出会ったのは2018年。テレビで見たけん玉パフォーマンスで興味を持ち、けん玉を購入。練習記録用にInstagramを始めたところ、多くのダマーから応援やアドバイスをもらったそう。
「けん玉界隈はInstagramでの交流が活発なんです。けん玉ワールドカップは、プロも一般も参加できるイベントで、競技以外にも海外の選手と一緒に写真を撮ったり、Instagramで交流がある人たちとリアルで会ったり、フェスっぽい感じですね」
“けん玉”をキーワードにつながった人たちとの交流を通して、どんどんけん玉にはまっていったそうです。

お家にはイベント記念けん玉など、たくさんのけん玉が。2020年紅白歌合戦のけん玉ギネスチャレンジに参加した際のけん玉も見せていただきました!

 

2.クリエイティブなご夫婦

そんな“けんだまふ~ふ”のお二人は、2022年3月に東京から西条へ移住してきたばかり。
浩之さんは、フリーランスのクリエイティブディレクターで、ロゴマークや名刺、WEBサイトなど企業のブランディングデザインを幅広く手掛けています。

 

孝子さんは、ジュエリーデザイナー。ユニセックスなシルバーアクセサリーをデザイン&制作されています。

山形県出身の浩之さんと東京都出身の孝子さんが出会ったのは、東京のデザイン専門学校。アウトドアが大好きなお二人は東京でデザイナーの仕事をしつつ、休日には東京郊外で登山やキャンプを楽しんでいたそう。
都内の社宅で育った孝子さんには、サザエさんの世界に出てくるような一軒家への憧れがありましたが、地方に行くとデザインの仕事は極端に減るため、田舎暮らしは夢物語と考えていたそうです。

 

3.未開の地 四国 西条へ

そんな二人の転機が訪れます。コロナウイルス感染症の拡大に伴って仕事がオールリモートワークになったのです。
「時代が変わったと思いました。今なら田舎暮らしできるんじゃないかって」

2021年夏頃から、色々なオンライン移住フェアに参加したお二人。「東京近郊だと変わり映えしない。いっそ遠くに行っちゃおうか。」と、東京から遠く離れた福岡や四国も候補にあがったそう。
なかでも四国は豊かな自然に憧れはあったものの、車の免許を持っていなかったため旅行でも来られなかった未開の地。お二人が初めて四国の地を踏んだのは2021年秋。西条市の完全オーダーメイド型移住体験ツアーでのことでした。
その後、不動産サイトで物件を探しつつ、教習所へ通って車の免許を取った孝子さん。2022年2月に再び西条を訪れた際には、レンタカーに初心者マークをつけて運転し不動産屋を訪問。目星をつけていたお家を内見したその場で契約し2022年3月に西条に移住。検討を始めてから約5か月というスピード移住となりました。
「住んでみないと分からないし、行ってみようって。飛行機を使えば東京との移動もハードじゃなかったので、ちょっと遠い引っ越しの感覚でした。」

 

4.四国のダマー達との出会い。そして西条でも

けん玉を通して知り合った四国の人も多いという二人。四国のダマーつながりで松山のイベントでけん玉パフォーマンスや即売会をしたり、さらにそのイベントで知り合った人に大洲のイベントに誘われたりとけん玉を通した人とのつながりもたくさんあるそうです。

西条市内でも婚活イベントや公民館イベントでのけん玉ワークショップのオファーに応えたりと大活躍。
もちろん“けんだまふ~ふ”さん主催のけん玉イベントも。西条市民公園で開催している“けん玉とキッチンカー”は、市内キッチンカーとのコラボイベント。無料の貸し出しけん玉やワークショップ、けん玉検定もあり、プラッと立ち寄って、キッチンカーで美味しいものを食べつつ、けん玉できちゃう素敵なイベントです。

 

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5.日常と非日常のバランスを逆転させる

西条での暮らしを聞いてみると、思いつきでフラッとキャンプに行ったり、加茂川でサウナをしたりと、都会では味わえない最高の贅沢を楽しんでいると話してくれたお二人。

「日常と非日常のバランスを逆転したら、自分たちにちょうどいいんじゃないか」と思っていたという孝子さん。
これまでの東京という都会での日常を、西条という自然の多い田舎に切り替えることで、新たな発見があったといいます。

「東京へ旅行で行ったんです。今まで東京に住んでいたので、“おでかけ”はあっても“旅行”ってなくて。初めて色々調べてから東京へ行って、ホテルにも泊まって。そこで改めて東京って面白いなと思いました。でも同時に毎日こんなじゃなくていいな。とも思って」

田舎の豊かな自然の中で気軽にアウトドアを楽しむ日常と、都会のエンタメを楽しむ非日常。日常の『なんかいい』を大切にしているお二人は、西条での暮らしで日常と非日常の『なんかいい』バランスを見つけたようです。

 

6.大人にもけん玉を

今後やってみたいことは?と聞くと、「四国でウィンタースポーツができると思っていなかったので、この冬はスノボにも行きたい」と話してくれたお二人。

浩之さんは、西条や愛媛でデザインの仕事もしてみたいと話してくれました。

浩之さんは2016年に「A DESIGN&STRATEGY」を設立。「ブランドと人を密にする」をキーワードに企業のブランディングデザインのみならず、グラフィック、パッケージ、WEBサイト、店舗デザインなど幅広く手がけています。(https://www.a-design-strategy.com/)

“けんだまふ~ふ”としての活動は、暖かくなったら再び“けんだまとキッチンカー”イベントを開催予定とのこと。
大人にもけん玉を楽しんでほしいんです。私たちもけん玉を始めたのは30歳を超えてからでしたし。」
なんと日本には80代のダマーおばあちゃんもいるそう。何歳からでも始められて、世界中の人とつながれるツール、けん玉。ポケットサイズで電源もいらないのでキャンプに持っていくのにもちょうどいい!

暖かくなったら、まずは“けん玉とキッチンカー”イベントでけん玉デビューはいかがですか?

▼最新情報は、けんだまふ~ふInstagramで!シンクロ技がクセになる動画も要チェック!
https://www.instagram.com/kendamafuufu/

私が書きました

Co-あきない宣言 編集部

Co-あきない宣言 編集部

Co-あきない宣言の編集担当です。 西条市では、市内で働き、輝いている市民をストーリー化して発信することで、西条市をPRしております!まだまだ不慣れですが、頑張ってシリーズを重ねてまいりますので、是非ご覧ください。

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