農業でご飯が食べられるように、仲間も集めて教えます。
LOVE SAIJO 編集部 2018年3月27日
こんにちは、編集部のAです。
西条市では、新たに農業を始める方の支援を
「西条で農業をしよう!“Saijo fun to Farm Project”」
というかたちで行っています。
ここから発行しているパンフレットに参加してくださっている
3人の農家さんのお話をご紹介します。
Q 就農したのはいつごろですか?なぜ就農しようと思ったのですか?
就農したのは、1年前(2017年現在)なんです。かなり最近です。以前はサラリーマンをしていました。決まったサラリーじゃなくて、この作物をこのくらいつくったらこれだけ売上が上がる、みたいに、自分の頑張り次第で収入を得られるところに魅力を感じています。
Q : 就農してみてこんな所が変わればいいな、ということはありますか?
今後農業をやっていこうと考えている人たちに、もうちょっと地域全体で育てていくような環境とか、スタートしやすい環境をつくってあげたらいいのかなって思いますね。どうしても最初は機械や設備等々にお金がかかるし。経営のことも教えてあげたほうがいいのかなって思いますね、やっぱ収入面が一番大切だから。
Q : 忙しい時期はいつですか?
真冬以外はずっと忙しいです。お米の植え付けから収穫まではすごく長いですし、お米の植え付け前には、タマネギの収穫もあります。今は、冬に里芋やってみたらどうかと先輩農家からすすめられています。
Q : 労働力は?
ほとんどの作業を一人でやっていて、あとは子供が休みのときに手伝ってくれるような感じです。いまはまだ外部の労働力を定常的には使えない状態ですが、そうは言っても、繁忙期にはどうしても人手が必要となるので、知人の方やヘルパーの方々に入ってもらっています。まさに明日も、収穫の作業で、2名の方に手伝いをしてもらう予定なんです。僕と年齢が近い、60歳ちょいすぎた人です。第一線から退いて、ちょっと時間に余裕があるようで、ほんならちょっと手伝おうかな、みたいな感じで助けてくれます。
Q : ヘルパーさんについてどんな印象ですか?
このあと農地を広げて量産しだした時には、どうしてもそういった人たちに助けてもらわないといけないと思うんです。僕の先輩たちも、どっかに手伝ってくれる人はいないだろうかっていつも探しているみたいなので。いまの時代、いかに労働力を確保するかというのはとても大きな問題です。僕もこれからヘルパーの方々に助けていただく場面が増えると思いますので、ぜひいろんな方に参加していただきたいです。
Q : 地域の中のつながりって大事ですか?
僕、年はいってるけど農業はまだまだ経験が浅い。年下の子の方が経験も長いし、すごくいろんなことを知っているので、こういうふうにしたらいいよってアドバイスもらったりしてます。すごく助かってます。地域とのつながりは本当に大事だと思ってます。ぼくもいつかは後輩に、こうしたらいいよって教えていきたいと思います。命令口調ではなくね。
Q : 西条市にはどんな人に来てもらいたいですか?
そうですね、まぁ、年齢なんて気にしなくてもいいけど、どうせやるんだったら、若い人の方が可能性は広がりますよね。若いっていっても20代でなくてもいいんだけど、ひと通り社会経験積んで、30歳くらいからやってみようかなみたいな人はいいと思います。それくらいの年齢からやっておかないと、時間が限られちゃうと、面白くもうけさせてあげることができない。まわりの人間も、そういう、若い子や中堅どころの子のほうが、教えがいもあると思います。もちろん、やる気があれば年齢なんて関係ないですけどね。
Q : 新しく農業をはじめようとする人に向けて一言お願いします。
新しい担い手として、農業やりたいと来てくれる人は、すごく大事にして教えていきます。来てもらったら僕らの友達も集めて、農業で食べれるような教え方もしていくし、これを仕事として捉えていけるようにやっていきたいと思っています。ぜひやる気のある方は来てください。お願いします!
西条市での農業に興味のある方は、こちらをご覧ください。
西条市役所 農業水産課
http://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/nogyosuisan/