青い鳥もいる、鳥の楽園 西条水めぐりコース
さっちゃん 2020年1月20日
サギが餌を狙ってる?
水の歴史館 西条水めぐりマップ
このコースをちょっと変則ルートで回ってみた。私は、鳥の名前をあまり知らないのでいままで町中にいるのは、スズメとカラスぐらいと思っていたら大間違いだった。
今回調べてみたがほとんどわからなかった。
鳥の名前については、後日、西条自然学校理事長の山本貴仁さんに聞いた。
鳥の説明は西条市 HP(西条バードウォッチング)を引用した。
上の写真はダイサギ
ダイサギ
全長白色で、首が非常に長い大型のサギです。
冬には黄色いくちばしが、繁殖期になると黒くなり、眼先も美しい青緑色の婚姻色に変わります。
1 年中、加茂川河口や大明神川河口で見られます。
夏には、中山川のサギのコロニーで子育ての様子が見られます。
ここは噴水があっていつも癒される。海の方へてくてく進んでいこう。
この周りにも結構鳥がいる。
ヒヨドリ
「ピーヨピーヨ」とやかましく鳴き、花の蜜や果実を好んで食べる嫌われ者。
かつては山麓で繁殖していましたが、近年、市街地でも営巣しています。
飛び方に特徴があり、翼を広げたりすぼめたりして波型飛行します。
春と秋の渡りの季節には、大群で移動しているところが見られます。
カワラヒワ
全長 15cm、アトリ科の留鳥で、市街地の公園、農耕地、平地から山地の雑木林などで、1 年中普通に見られます。
鳴き声は「キリキリコロロロ」とかわいい声でさえずり、飛ぶと翼に黄色い斑点が目立ちます。
冬季には禎瑞や今在家、広江地区の広い農耕地で数千羽の大群が飛び交っているところが見られます。
ムクドリ
全長 24cm、市街地や農地で生活し、いつも騒がしい声で鳴いています。
主に昆虫や果実を食べ、特にムクの実を好むのでこの名前が付いたといわれています。
繁殖期には農作物に付く害虫を食べてくれるので「豊年鳥」と呼ばれたこともありました。
冬季には大群で行動し、夕暮れ時には電線に集まり、集団でねぐら入りする姿が見られます。
スズメ
全長 14.5cm、奈良時代から「すずめ」と呼ばれ親しまれている身近な野鳥、人間の生活圏をうまく利用し繁栄しています。
稲を食害する害鳥と思われていますが、繁殖期には多くの害虫を退治し、田畑の雑草の実も食べてくれる益鳥でもあります。
「われと来て遊べや親のない雀」一茶の俳句など、日本人には一番知られている野鳥です。
カワセミ
コバルトブルーに輝く背と腹部のオレンジ色が鮮やかな、水面を飛ぶ宝石などといわれる美しい鳥です。
土手の崖にくちばしで穴を掘って巣を作りますが、近年堤防のコンクリート化が進み、営巣場所が減少しているのが気がかりです。
市内の川筋やため池などで見られます 。
結構川沿いでよく見かけるが、魚を捕る瞬間は速すぎていまだ撮ることができない。きれいな青い背中を見せて飛ぶが、スズメくらいの大きさで恐ろしく飛ぶ速度が速いので瞬きすると消えてしまう。
鳥は近づくと逃げるので望遠のカメラじゃないと撮影できない。カワセミも難しい。
鳥を見ながら海の方に向かっていくと、鳥の種類が変わってくる。
オオバン
全身黒色でくちばしと額が白いクイナの仲間です。
よく似たバンより一回り大きく、葦や水草の繁った池や河川に生息、よく潜り、餌の水草や水中昆虫などを食べています。
西条では禎瑞や港新地の水路などで冬期によく見かけます。
ユリカモメ
冬鳥として河口、漁港、内陸の池などにやって来るカモメです。
水面にダイビングして餌を捕っているところが見られますが、堀端などでは人が与えるパンくずなどにも集まってきます。
渡去前の 4 月ごろには頭部が頭巾をかぶったよう な黒色に換羽します。
セグロカモメ
全長 60cm、翼を開くと 135cmもある大型カモメです。
成鳥では背は青灰色で翼の先端は黒く、尾羽は白く、脚はピンク色。
黄色いくちばしの先には赤色斑があります。
幼鳥は汚白色で茶色の斑紋があり、4 年かけて成鳥羽に換羽します。
西条では、冬期に加茂川河口や高須海岸で数百羽の群れが普通に見られます。
ゆっくり一時間くらいかけて川から海へいくと、景色だけではなく生き物の変化を楽しめる。最後に弘法水で喉を潤したら水巡り終了。もと来た道を戻る。
車で回るコースでは渡り鳥も見られるらしいので、これからの季節が楽しみ。
今回、鳥の名前について聞いた山本さんがインタビューされている記事がある。
インタビュー記事はこちらから